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「ゆかん」と「エンゼルケア」

私が葬儀業界へ入った頃には、まだ珍しかった「ゆかん」が、今では全ての葬儀社で当たり前にセットに入っていたり、オプションで一番売れるものとなりました。

当時の業者(葬儀社のスタッフではなく、請負業者さん)さんに、こんなサービスがあるのですねと尋ねたら「京都(その方が以前働いていた地域)では、以前は多くの方が選ばれていましたが、金額も張るので選ばれなくなり、こちら(愛知県)に来ました」との事でした。 私が知る範囲では、それ以前の葬儀では「ゆかん」は聞いたことが無い言葉だったと思いますし、清拭(せいしき)といって、アルコールを染み込ませた綿などで体を拭くくらいしかしていなかった葬儀が多かったと思います。

そして、清拭(せいしき)は、病院・老人保健施設などで亡くなった場合は、看護師さんなどがエンゲルケアなどの名前(することは同じだと思います)で、されますので、お体が清潔な状態で霊安室などで安置をされることになります。

また、死後の処置も併せてされますので、体液が漏れないようにされたり・傷などがある場合には処置をされます。

葬儀社の立場としては「ゆかん」は売りやすいと思いますので、良いオプションと思いますが、故人様のお体自体は『お風呂に入れてあげたい』などの理由が無ければ、冷やして保存をするべきなのにぬるま湯とはいえ温めるので、臭いが出やすい・化粧がしてある場合は落ちてしまう等があります。