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「生きたまま火葬」の都市伝説はあるのか?

葬儀業界と言うか、火葬場の話などは、世間に広まること自体珍しいですし、ショッキングな話として「生きたまま火葬」の話は興味深い話だと思います。

火葬場の職員さんから聞いた話としては、私自身は「それは無い」となります。 ただ、30年以上前の話(私自身が葬儀業界に入る前)では、絶対的に無いとは言い切れない可能性もあるそうです。

現在のような火葬場(機械制御やコンピューター制御)になる前の火葬場は、墓地に小屋のような所で、地元の人や職員さん(地元で採用)が、かなりの時間を掛けて火葬をしていた時代がありました。 とある地域では「野焼き」と言って、水で濡らした筵(むしろ)を棺にかけて薪で火葬をしていたそうです。 火葬に掛ける時間も6~8時間くらいかかって、「一晩掛けて火葬をして、翌日の朝にお骨を拾いに行く」などの地域もあったそうです。

また、医者・病院の診察や器具・機械も現在に比べると制度が悪かったりしたそうなので、死亡診断を受けた後で「息を吹き返した」話がありました。  そんな人が棺に入れられて葬式をされた可能性は無いとは言えないくらいの話じゃないかと思います。

葬儀社の目線としては「24時間は火葬不可能」「ドライアイスなどの保冷剤で体が凍りついてしまう」「医師・病院の診断も向上している」と思いますので、万が一「息を吹き返す」可能性があっても、亡くなってしまうのではないかと思います。