『一日葬』とは

ここ10年くらい前から葬儀ブローカーさんを中心に見かける　葬儀の形式（？）です。　　私の勤めていた葬儀社では、設定自体がなく対応したことがないので、ブローカーさんの言う「一日葬」の話ですと、仮通夜（亡くなって当日で、通夜が間に合わない場合などにされます）→通夜→葬儀・火葬・引き上げ初七日の流れが、私の知る尾張地方の葬儀の日程パターンですが、仮通夜・通夜の部分を省いて、葬儀・火葬・初七日（葬儀中に一緒にされるかも？）を一日で全て済ませる葬儀形式らしいです。

メリットとして言われているのは、一日で全て終わるので泊まり（遺族・親族）が必要ない。　　通常の葬儀の形式のプランに比べて、同じ祭壇などを使用しても人件費の部分が割安にできる。　　などがあるそうです。

デメリットは無いのと言われますと、価値観の部分であるかも知れません。　　個人個人の葬儀のイメージがありますので、通夜などを省くことが納得できない方もいらっしゃるでしょうし、お寺さまが「それは出来ない」と言われるかも知れません。

私の個人的な考えとしては、葬儀の形式を選ぶ範囲が増えたことは、とても良いと思います。　　各家庭の状況・事情に合わせて、葬儀の形式を選ぶほうが普通だと思います。

また、弊社のプランとしては「一日葬」の設定はございませんが、内容としては同じ事はできます。　　もし、「一日葬」をご希望される場合は、ご遠慮無くお申し出ください。