お葬式が高額になる理由の一つは

それほど詳しい訳では無いですが、アメリカや西ヨーロッパなどのいわゆる先進国（キリスト教が多いですが）では、葬儀自体は日本ほど高額でもなく、土葬の手間賃や火葬の料金などもそれほどの差はないそうです。

日本の葬儀が高額だと言われる理由の一つは「宗教者へのお布施などが高額化した」事ですが、実は「依頼をする喪主・遺族側から良い戒名を付けて欲しいからと高額なお布施をした」事も大きな理由の一つです。　また、宗教者の人数が多いほど立派な葬儀だと（見た目的にですが）思われる風潮もあったと思います。

それと、祭壇や式場を大きく・便利に・豪華にと葬儀社の主導ですが、お金が掛かることが”故人様への敬意や感謝を表す”ような雰囲気になっていたのではないでしょうか。

昭和の３０年・４０年くらいまでは、ご近所の方の手を借りて祭壇なども無し・もしくは小さいサイズの三段程度の物を借りて葬儀をしていたという話を聞いたことも有りますので、経済成長と共に「立派な葬儀＝お金が掛かる葬儀に替わってきたのではないでしょうか」