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ドライアイスの効果

亡くなった方の葬儀には、法律上の条件として「法定伝染病などの特定の死因以外は、24時間を経ってからしか火葬・埋葬が出来ません」となっています。 24時間は手続きや通夜・葬儀などをする場合は、ほとんど気にすることが無いくらいの時間なのですが、直葬や極少人数の葬儀の場合は、手続きさえ恙なく済めば亡くなった翌日での葬儀も出来ます。 また、現在世界規模でパンデミックを起こしている新型コロナウイルス(COVID19)での死亡者は「特定の死因に当たります」ので24時間を待つことなく火葬しても大丈夫です。

それで24時間を何も保冷をせずにいますとご遺体は痛んできます。 個人差はありますが、点滴や食事を亡くなる直前までされていた方は早め(5・6時間)程度で臭いが気になりだします。 ですので葬儀社では必ず(真冬でも)ドライアイスの処置や、冷蔵庫での保管などで痛みが出ることを少しでも遅らせようとします。 冷蔵庫や電気式の保冷システムの場合は入れ替えなどの必要はありませんが、ドライアイスなどは寒い時期でも24時間に一回は入れ替え・追加をします。

ドライアイスは普通の氷などと違って、氷点下に遺体を保ち、腐敗の進行を遅らせるのです。 一般的な板氷などではタオルなどで包んでも、結露がかなりつきますし温度が零度なので、肝心な体内部分(胃・腸などの内臓部分など)まで冷気が浸透しないのと、室温にもよりますが12時間は持たないと思います。

冷やすことによって腐敗の進行を遅らせて、臭いも少なく抑えることが出来ます。 また、二酸化炭素を固形化したものなので大気開放しても問題ないです。