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余命宣告を受けて葬儀を考える

多くの人が「自分が死ぬ」ことを意識しながら、毎日を過ごすことは無いのですが、病院などで医師による余命宣告を受けると、改めて意識し始めます。

医師の余命宣告は、医師の経験などからの話ですので当てはまらない方もいて、宣告を受けてから、一年以上も大丈夫な方も大勢みえます。  しかし、本人が意識を失う状態になったり、大病であったりすると家族としては、意識せざるを得ないと思います。  ただ、何度も緊急連絡を受けて駆けつけて、大丈夫だったり 余命宣告を受けてから元気になっているように見えると、医者も間違いはあるし 特別丈夫な体だったかもしれないと思うこともあるでしょう。

宣告を受けられてから、もし落ち着いて考える時間が出来た場合は、できるだけ本人とお話をすることをお勧めします。 他愛のない話・日常の会話がとても大切だと教えていただいたことがあります。 そして、もしも・・の話が出たら、できるだけ聞いていただき、また意見を言ってください。  儀式としての葬儀ではなく、家族としての心のはなしだと思います。

私自身は、上記のようなことは出来ませんでした。 生きていることが当たり前で、家族が死ぬことは想像出来ない・したくないままの気持ちでした。  後悔が無いとは言えない葬儀をしましたし、なんだか忙しい・他人のしていることを見ているような感覚のうちに葬儀は終わりました。