写真の選び方

最近のお葬式では、遺影写真は作らない選択をされる方も増えておりますが、小さいサイズにされたり、加工をしない状態での遺影写真を作られる方もいらっしゃいます。

３０年前くらいまでの遺影写真の特徴としては、真面目な顔をして・真っすぐと前を向いている写真をベースに、和装の紋付などを合成することが多かったです。

しかし、家族葬が増え始めて２０年前くらいには、笑顔や日常の表情を重視される方が増え・帽子などを被っていてもそのまま遺影にされる自然さを大切にする流れになりました。　ただ、背景に関しては従来通りの「消してから無地・花などを合成」を選ばれる方が多かったです。

そして、同居家族のみでの家族葬・直葬が増えている現在では、背景を気にされる方も減り・表情は自然さや笑顔が良いと思う方が増えて・サイズに関しても従来のA４サイズよりも２Lサイズなど、飾る・置く場所を選ばない遺影写真を選択される方が増えております。

故人様のイメージに合っていて、家族が良いと思う写真が一番良いのではないでしょうか。