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友引に葬儀をする

友引に葬儀をすると「友を引く」などと語呂合わせを気にされて、してはいけないと言われる方もありますが、元々は仏教・神道とは無関係の占いの一種で江戸の中期頃から博徒の間で広まった「験担ぎ」のようなものだそうです。

しかし、世間に広まって常識になると、葬儀・火葬も友引を避ける・休場日になることが、当然となってきたのですが、人口が増えて火葬場が減る(尾張地方では公営の火葬場に、墓地などの小さな火葬場が集合されました)と、火葬(葬儀)が、火葬場が予約できないために日にちを伸ばすことが増えてきました。

名古屋市では、火葬場を新しく作ることで対応しようとしていたが、中々計画通りに進まないので、友引での火葬(時間制限あり)を始めることになり、験担ぎを気にされない方や、一刻も早く火葬したい方は利用するようになりました。 また、他の公営火葬場でも休場日=友引となっていない火葬場もありますので、以前のようにたくさんの参列者を呼ばれない葬儀・家族葬・直葬では、無理に日程を伸ばすことをしなくても火葬ができるので、選択肢が増えたと思います。

ですが、人は験を担ぐことを当たり前に思っていたり、葬儀後になにかあった場合に「友引に葬儀をしたせいだ」と思う方もありますので、参列をされる方の意向・考えを聞いてから決めるほうが良いと思います。