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お知らせ

屋根付き霊柩車(宮型)を見なくなりました。

私が平成5年に葬儀業界(霊柩車会社)に就職した当時は、屋根付き霊柩車がメインの車種であり、お葬式と言えば「金色の飾りがついた屋根のついている霊柩車」が火葬場に行くものだとなっておりました。

それから10年ほど経った頃に、家族葬と言う新しいお葬式の形式が聞かれるようになり、お葬式が地域のものから家族・親族のものへと切り替わってきました。 そして、ご近所や仕事関係の方に見せる為の祭壇や、霊柩車などを派手にする事は意味を無くし、また派手なことは望まれないようになりました。

屋根付きの霊柩車は「派手」であり、見栄えや豪華さを重視して、外観にお金を掛けている分が依頼料に反映して高価でした。

お葬式が見栄や、派手さや、規模の大きさを価値がある事とならなくなって、依頼が減ったことと、新しい火葬場が出来た時に「屋根付きの霊柩車は受け入れしない」火葬場が多く、また、以前からある火葬場の場合も通行に自主的な制限を設けていました。

高価で、派手な、屋根付き霊柩車は、現在のお葬式からは求められない霊柩車へとなってきたのだと思います。