お知らせ
映画「おくりびと」の影響と、湯灌の価値
今となっては懐かしい映画「おくりびと」ですが、当時の葬儀業界にとっては、売り上げアップの方法が増えたという認識と、葬儀業界自体が無視されがち・日陰の業界だったのが日が当たったと思ったものです。
葬儀のオプションを販売する手段として「多くの方々が、こちらを選んでいますよ」とか「この地域では選ばれる方が多いです」などと、お勧めするオプションを選ぶことが普通だと思わせること。 それに対して「映画にもなった〇〇」と如何にも知らない人はいませんと発言できるようになりました。
実際の湯灌(ゆかん)は、簡易湯船に故人様を入浴状態(寝かせて)にして体・頭を洗う 介護業界の移動入浴サービスとよく似ています。 長らく入浴が出来なかった・お風呂が大好きだった そんな方には「入浴をさせて、さっぱりして棺に入れる」コトはご遺族のお気持ちとして良いと思います。
ただ、実際に必要なのか?と言われますと「病院や施設などで、清拭処置・エンゼルケアがされているのでしたら、お体は綺麗です」 「また、ドライアイスなどで冷やしているお体を、温めることは痛みやすくなる可能性が高くなる」 となりますので、実はセレモニー想縁はお勧めはしていないです。(オプション設定はあります)