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末期の水をするだけでも

まん延化防止の続く中、葬儀の流れは変わらず「家族葬」という名前をつけた、人数を絞っただけの葬儀とか、白木祭壇を使わないだけの葬儀などを未だに、当然のように売っている葬儀社さんもいるようで。。 売上は大切ですが、現在はお客様の情報リサーチ能力を侮った提案ばかりしていると、結局 葬儀自体の依頼がなくなると思いますがね。

葬儀は、仏教徒の弔いのことになりますので(厳密に言葉で分けるとですが)、無宗派・無宗教での葬儀のときに、葬儀社自身が経験がないせいで「仏式葬儀のお寺様がいないだけ」になったり、「キリスト教形式の神父・牧師がいなくて、賛美歌や聖書を読まないだけ」の葬儀も多いのですが、葬儀社自身の提案を全てする必要もありませんし、言われないからしない・してはいけない訳でもありません。

個人の考え・想いはそれぞれですので、葬儀社が対応できる範囲なら断られるはずありませんし、お花を献花しながら(キリスト系)末期の水(仏式)や、神饌(神道のお供え)をお供えされても、参列されている方が納得されているなら問題ないと思います。  日本人は「正月は神社へ参拝し」「クリスマスをお祝いして」「ハロウィンも最近は」「ヴァレンタインデーには」などなど、あまり宗教を固く考えなくて、柔らかく受け止める能力があると思います。

特に、無宗教ではもちろん、葬儀や葬祭でも、ある程度は思いを伝える事はしても良いのではないでしょうか。