お知らせ
親しい人たちで送る弔い・お葬式が増えると思っています
家族葬や直葬と言う言葉・葬儀の形式(?)が増えて来ております。 現在では当たり前の言葉になっていますが、30年前(私が葬儀業界へ入った当時)には聞いたことが無かったですし、家族だけでの葬儀には葬儀社の担当者も「残念な葬儀」などの反応をしていました(売り上げ=歩合給などが下がる為)
家族が核家族化をして、少子化・高齢化・晩婚化・結婚しない(出来ないと思っている人も含む)などの社会的な流れもあり、家族だけでの葬儀も増えてきましたし、子供が居ない高齢者の方の葬儀では甥や姪が喪主となって執り行うこともあります。
もし、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が終息したとしても葬儀業界は、以前のような一件当たり200~300万円の売り上げを作る業界にはならないと思います。 一般葬と呼ばれる葬儀の形式(家族葬の反意語として作られた言葉だと思います)を積極的に選んでされる方は少ないままだと思いますし、祭壇の大きさや豪華さを葬儀の価値だと思う人は極少数になるのではないでしょうか。
これからは、故人と親しかった人や遺族の方を思いやる人が集まって送る葬儀が増えてきて、お金をかける事は重視されない業界になると思っています。