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返礼品の人気の移り変わり

葬儀・通夜に参列して、受付をしますと「返礼品」(参列いただいたお礼であり、礼状などが入っていることが多い)を、いただきます。

返礼品は地域の特徴・時代の変化があります。 私の出身地である愛知県一宮市では、20年前くらいまで「白砂糖1KG」を返礼品にしている場合が多かったです。  それを知った時は「大きくて重いから選ぶのかな」「結婚式の引き出物と同じ感覚なんだ」などと思っていました。

葬儀業界に入った頃は、業界はバブル景気(祭壇が大型化・式場の建設ラッシュ・大きいことが正しいとなってました)返礼品も、無地のタオルやお茶から、有名ブランドのタオル・ハンカチ 百貨店に入っているような名の通ったお茶屋さんのお茶 など、名前が知れているブランド品を返礼品として選ばれるようになっていました。

家族葬が主流になってきて、直葬を選ぶ方もいるようになった現在では「返礼品を渡す・受付を作る葬儀自体が激減です」 今でも返礼品は準備できますが、仕入れをしていただける業者さんは、売り上げダウンでパートさんを解雇、社員の給料カットとなんとか頑張っています。