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黒い噂のある葬儀業界

葬儀業界は、とにかく信用が薄く、誤魔化し・騙しがある業界だと言われたことがあります。 業界に40年近くいるので思い当たる部分もあります。

大手葬儀社さんの退職された方の話で「家を見て打ち合わせに使う、価格表を使い分けていた」ことは当時の営業担当者にとっては当たり前だったそうです。 その葬儀社の給与体系が基本給は10万円以下で歩合給が青天井だったことが理由だったそうです。 高額な葬儀セットプランの販売と歩合の良いオプションを販売し、当日の香典返しやお供えも一基よりも一対・一対でもワンランク上のモノを売ることが正義であり会社への貢献であったそうです。

また、ドライアイスは暑かろうが寒かろうが必ず余分に入れることによって、遺体の痛みもそうですが自分が顔を出さなくても大丈夫なようにしていたり、人員の手配も受付や案内係、駐車場係に返礼品を渡す係などなど、多数のスタッフを入れることが会社の売り上げであり、喪主・遺族が関わらなくても進んでいくようにすることによって担当者も楽をして外注スタッフを頼めるのが当たり前な業界だったそうです。

確かに、私の知る範囲でも高級車に乗っている担当者はその大手葬儀社さんのイメージでしたし、やたらにスタッフが多いのも言われてみればそうでした。 その当時はお客さんが自分で高級で豪華な葬儀を望んでいたと思っていましたが、実は会社の方針として売り上げを上げることが至上命令だったようです。

時代と言えばそれまでの話ですが、そんなことをやっていたから現在でも・・と思いますし、いまだに似たようなことをしている葬儀社や葬儀ブローカーは残念ですがあります。