一杯のコーヒーをお供えする

セレモニー想縁（そうえん）を創業する前の、以前の葬儀社に勤めていた時の話となりますが、先輩が担当をしている葬儀で打ち合わせの時に『故人様は毎日喫茶店に行ってモーニングを食べていたんですよ』という会話から、その喫茶店に行ってモーニングセットを持ち帰られる形で用意をしていただき、それを祭壇へとお供えされました。

ご遺族様は「あの時の雑談で・・」と先輩の気遣いに喜んでいました。　それを横で見させていただき”こんなお葬式こそ故人様・ご遺族様を考えた葬儀なのだ”と私は感心して、それからは出来るだけ打ち合わせに雑談・故人様の話をしていただけるようにして、喜んでいただける葬儀をしたいと考えています。