お知らせ
祭壇も流行があると思います
30年以上前に葬儀業界に入った頃には、お葬式の祭壇といえば「白木で組んだ祭壇の両側に白い菊を飾る」のが普通の祭壇というイメージで、白い菊の中に胡蝶蘭やデンファレなどの洋花などを入れるのが高級な感じだったと思います。
それから白木祭壇が葬儀式場のサイズに合わせて高さや幅が大きく(もちろん値段もアップ)なって、さらに生花祭壇の元になった創作祭壇という大きな遺影写真(畳一枚分くらいのもありました)を飾った祭壇や、白木祭壇の左右の生花を洋花主体にしたにぎやかな祭壇もありました。
しかし、平成の中ごろから「お葬式の高額化に疑問!」や「家族だけでのお葬式(家族葬の始まり)」の流れが出来てきて、祭壇の大型化や高額化から、小ぶりでそこそこな金額(それでも高額ですが)の生花祭壇が主流になって、直葬が増える中で『祭壇自体が不要ではないか』という流れが出始めていると思います。